100年前の日本人と現在の日本人と比較すると当然さまざまな面で違いはあると思う。(100年前の階層、地域での違いは現在より大きかったと想像するがとりあえず留保しておきます)しかし、道徳、マナーの面ではそれほどの違いが存在するのか疑問だ。道路などにゴミをポイ捨てする行為などはメディアでもよく取り上げられる。100年前においてもその問題については新聞が批判的な記事を載せている。正直、昔も今も変わっていない。ただ、変化していることは、現在の日本人の方がそういうことをやってはいけないという規範意識を持っていることかな。
環境、状況に左右され易いのは日本人に限らず人間一般の性向だと思う。近くにゴミ箱があれば完全にポイ捨てをなくすことはできないにしろ、ある程度はなくなると想像する。
翻って、メディアがポイ捨ての事象を報道する意図はどこにあるのか考えてみる必要はある。ただモラル向上のために報道しているとは思えない。
