必然と偶然

自分の人生を振り返ってみると思うように運ばないことが多かったようだ。

高校を卒業後、就職をして半年で辞め宅浪をして翌年大学に進学した。特に何になりたいという考えもなく、ただ歴史を勉強したいという思いで入学した。家族の猛烈な反対を押し切って会社を辞め大学に入学できたからよかったものの失敗していたらどうしていたのだろうか。そんなことを少しも考えずに突き進んでいったようだ。我ながらあきれる。

大学卒業後、すぐに就職はできなかった。たまたま4月初旬にポストの空きが生まれ偶然だと思うが私に連絡が入り正式採用にいたった。就職できなかったらどうしていたのだろう。想像すらできない。時代の空気がまったく現在と異なるので、自分の体験があまり意味をなさないと感じる。