10年前

右手が昨日とは違って間歇的に痛む。何事も直線的に順調に回復するとは限らない。紆余曲折するもんだと感じる。

今日11日は私個人にとっても意味のある日だ。東日本大震災の報道がされる度に個人的な記憶が蘇ってくる。10年前の2011年3月11日は教員生活最後のそれなりに思い出深い卒業生を送り出した日でもある。そして、3月末で私自身も教員生活にピリオドを打った。その後、5年間の再任用、6年間の大学非常勤講師を務めて、今年2021年古希をむかえ、完全に仕事がなくなった。さびしいもんだ。

振り返れば本当に速い10年だった。ある意味、生きていたのだ。今生きていないという訳ではないが。