2021-01-01から1年間の記事一覧

蝶々

ベランダで一服していると、目の前を 一匹の白い蝶々が過ぎ去っていった。 突然のことで目を見張ってると 悠然とした動きで視界から消えてしまった。 なんでもない、ありふれた出来事に心が動く。

自粛生活

自粛生活が続く。 現役で仕事をしていたら、もう少し緊張感をもって 毎日を過ごしていたのかもしれない。 仕事をしていないので、土日が苦痛だ。 平日にやるべきことはやっているので、土日はするべきことがない。 散歩や買い物ぐらいかな。 でも、平日はそ…

ことば

ちよっとしたことで人間の気分は変わる。 喜怒哀楽は日常のことだが、 何気ない一言に 気持ちが上がったり下がったりする。 自分も他者に影響を与えることを思えば、 使う言葉には気をつけたいものだ。

希望

不透明な状況が続いている。 自分の個人的な力でなんとかできるものであればいいのだが。 一人の力ではどうしょうもない。 しかし、こういう時こそ自分の力が試されているのだろう。 そう思えば、毎日のルーティンが大事なことだとわかる。 いつか開けてくる…

欲望

人間の欲望で一番強いのは「承認」だろうな。 食べること、セックスすることは年齢的なもの、状況によっていろいろだろう。 認められる、認められたいということは、人間が社会性のある生物だから必須だ。 やっかいなものだ。 うまく使えば、活動をより強力…

連休中

しばらく書いていなかった。 世間とは少しずれた状態で生きているので連休のありがたさも虚しさもあまり関係がない。 目に見えないものに対して防御するのは大変だ。 ほとんど人と接触、会話などをしない生活を送っているので大丈夫かな。 気をつけなければ…

明日

明日は必ず来る。 仕事をしていたころは、つらいこと、悲しいこと、うれしいこと、ときめくことが待ち受けている明日は必ず来ると思っていた。いや、自分で明日を引っ張ってくる気持ちでいた。 いやなことでもやってみなければどうなるかわからない。 そんな…

睡眠

この歳にしてはよく寝る方かな。夜10時過ぎにはテレビの報道番組をしりめに布団に入る。 ものの30分ぐらいで眠っている。 途中トイレで起きだす時もたまにあるけど基本、朝まで寝ている。 そして周りが起きだす雰囲気に促されるのか、朝6時ごろに目がさめる…

会話

昨日、自宅近くの道をぼんやりと歩いていたら、信号待ちの車から突然、○○先生!と声をかけられ、 狼狽えていると、その声の主はかつての同僚だった。 わずかの間の会話だったが、気持ちが満たされた感じがした。 その日の午前中は整形外科の診察を受け先生と…

虚しさだけが

同じことを繰り返している。 失敗したら学習するのが普通のことだろう。 表面的には偉そうなことを言っていても実際は本当に大事なことは見捨てられている。善意や使命感だけでは何事も続かない。 耐えることしかないのか。 精神力は物質的な環境が支えにな…

視点

一つの事象でもさまざまな視点から捉えればみえてくるものも異なる。あーこういう見方があったのかと目がさめることもある。 自分なりの視点をもちたいと思う。 一次情報にほとんど接することのない現在、このことは至難の技だが。 事実と意見を選り分けて、…

黄昏

今日も何事もなく黄昏時を迎えている。この時間が一番すきだ。昼でもないし夜でもない。分や秒で今は生活していない。 バスに乗り遅れたらそれもいい。次のバスが来るまで待てばいい。急いでいく用事もない。電車も各駅停車の普通電車。まかり間違っても急行…

変わらない

変わらないことが多い。表面的には欧米のような近代的な様相を呈しているが一皮捲ると旧態依然とした状態が見受けられる。 一人ひとりの行為で乗り切ろうという考えがどこどこまでもついて回る。 社会的な協同の力で立ち向かうことはしない。 個人のエゴイズ…

小心者

痛みが限界をこえないと医者にはいかない。薬を飲んで治まるならならそれがベスト。 何事もそんな感じでやっている。 何か事をおこすときに、 一歩を踏み出すときに、臨界値をこえていないとしないのは私だけだろうか。 不具合が見つかってもそうだ。やりす…

平穏

雲ひとつない青空だ。 快晴だ。「さくら」の花びらが所々抜け落ちてしまった枝が青空に向かって伸びている。 「さくら」って本当にすぐに散ってしまう。そんな感情はいまだからもてる。 寒の戻りか、今日は思わずダウンを着てしまった。正解だ。年寄りにはち…

4月

今日から4月だ。かつては、あの何とも言えない緊張とやる気と前へ前へとはやる気持ちを持て余しながらこの時期を生きていた。今はあの4月の心情は遠い過去のこと。もう戻ることはない。そのことが懐かしさを心にあふれさせる。 ゆっくりとゆっくりと歩んでい…

さくら

圧倒的な華やかさに心を奪われてしまった。こんなにじっくりと眺めるのは初めてなのかもしれない。買い物帰りに、近所の公園の「さくら」に見入ってしまった。例年に比べて早いようだが。 現役のころはそんな時間的な余裕なんかなかった。教員にとってこの時…

時間Ⅱ

研究をのぞいてみたら、明治後期 日露戦争後に時計の普及がみられたということです。このころ、おおよそ7割ぐらいの家庭に時計があったらしい。これで疑問の一つは解消した。しかし、考えてみなければならないのは、不定時法的な時間感覚は時計が普及したこ…

時間

考え出すとわかないことがあまりに多いことに愕然とする。 いま考えているのは、明治後期から大正時代にかけて(1900年ごろから1920年ごろにかけて)、小学生はどのようにして登校していたのかということです。 例えば、朝8時30分に学校に到着しなければならな…

墓参り

墓参りを続けている。大学時代の友人が数年前にリハビリ闘病の甲斐なく亡くなった。親しかった友人4人と命日に近い日を選んで毎年5月上旬に集まっている。1回でやめる予定であったが、「あいつが俺らを集めている」という友人の言葉に納得して現在に至るも続…

煙草

私は煙草をかれこれ50年近く吸っている。途中何年間かある目的があり、やめた時期もあるがそれが終わればまた復活した。現在は喫煙者にとって肩身の狭い状況だ。そのことにいちいち文句を言う気もない。多勢に無勢だ。これから先、人様に迷惑をかけないこと…

人生

古希になり仕事が完全になくなった。自分から進んで仕事を探しやろうという気持ちはない。何とか食えているからだろう。経済的な支えがあり年齢と相まって現在の状況をつくっている。しかし仕事以外の活動をしないと生きている実感がわかないと思う。土日の…

不条理もまた、

どんな家族のもとに生まれるのか子どもはわからない。成長していく過程でさとる。なぜ自分の家は貧しいのか。子どもの頃はよく疑問に思った。ピアノのある女の子の家。応接間があるお父さんが遠洋航海士の家。服装、お小遣いなどなど数え上げればきりがない…

散髪

徐々に右手が回復してきた。可動域も広がってきた。箸も以前と変わらないぐらいに使えるようになった。しかし、右手の一部に腫れが残っている。やはり、お医者さんが言っていた一カ月はかかるというのは本当なんだと実感する。何事も劇的には変化しないのか…

月曜日

働いていた頃は月曜日が最悪の日だった。身体も心も上向きにならず仕事に行くのが嫌で仕方なかった。ブッすとしてハリネズミのような状態。周りの人も話しかけずらかったと想像する。 それが、リタイアした途端に晴々した気分で月曜日を迎えている。人間、環…

高校入試問題

3月10日に大阪府の公立高校の入試があった。いつもやっていることだが、入試問題(社会科だけ)を解いてさまざま考えを巡らしている。暗記教科というレッテルが貼られている社会科だが、レッテルを剝がすのは難しいと感じた。知識を覚えていないと解けない問題…

10年前

右手が昨日とは違って間歇的に痛む。何事も直線的に順調に回復するとは限らない。紆余曲折するもんだと感じる。 今日11日は私個人にとっても意味のある日だ。東日本大震災の報道がされる度に個人的な記憶が蘇ってくる。10年前の2011年3月11日は教員生活最後…

無題

右手が不自由になって5日目。字が書けないのが辛い。キーボードは打つことができるので何とかこれも書ける。年齢も年齢なので治るのに時間がかかるのは当然だと思う。仕方ないが日常の生活は不便この上ない。洗顔、歯磨き、入浴、食事など基本的なところで左…

必然と偶然

自分の人生を振り返ってみると思うように運ばないことが多かったようだ。 高校を卒業後、就職をして半年で辞め宅浪をして翌年大学に進学した。特に何になりたいという考えもなく、ただ歴史を勉強したいという思いで入学した。家族の猛烈な反対を押し切って会…

道徳

100年前の日本人と現在の日本人と比較すると当然さまざまな面で違いはあると思う。(100年前の階層、地域での違いは現在より大きかったと想像するがとりあえず留保しておきます)しかし、道徳、マナーの面ではそれほどの違いが存在するのか疑問だ。道路などに…